相模原市獣医師会、初めての麻布大学祭参加が大成功!

10月28日と29日の2日間、相模原市中央区淵野辺で開催された麻布大学祭2023に、一般社団法人相模原市獣医師会が初めて参加し、大変成功裡に終えました。このイベントは、ペットオーナー、近隣住民、学生を対象としたもので、お子さんから高校生、大学生と親御さんまで幅広い層の皆さんにご参加いただくことができました。

当獣医師会が実施したアトラクションは2つありました。1つ目は「マダニ釣り」。このアトラクションでは、ラミネートされたマダニのイラストを磁石で釣り上げるゲームで、お子様たちに大変人気でした。参加した皆さんには、楽しみながらマダニを始めとする寄生虫について知っていただき、予防の重要性についても説明させていただきました。

2つ目のアトラクションは「獣医師体験」。このゲームでは、普段触れることのできない手術器具を使って、箱に隠されたビーズを素早く見つけて摘出するというシミュレーションで、多くの学生さんが参加してくださいました。獣医師会の獣医師が、鉗子の持ち方や使い方をサポートし、将来獣医師になるための情熱を持った学生さんたちにアドバイスをしました。最高記録は30秒でビーズ10個摘出という記録でしたが、その場にいる獣医師ではその記録を出せませんでした。恐ろしく手先が器用な学生さんで、将来が楽しみです。

さらに、イベント中にはお子さんから将来獣医師になるための質問や、麻布大学を受験する高校生の来場もあり、獣医師としてのキャリアについての貴重な交流の場となりました。ペットオーナーの皆様からは、健康管理の相談や病気の相談も多く寄せられ、地域の皆さんとのコミュニケーションが深まりました。

初日は秋晴れの良い天気に恵まれ、多くの来場者で賑わいました。しかし、翌日は深夜に降った雨の影響でグラウンドでのイベントが中止となり、獣医師会のイベントは初日だけしか行うことができませんでした。それでも、初日の成功により、多くの参加者と交流し、ペットオーナーの皆さんに有益な情報を提供する機会を持つことができました。

今回のイベントには、会長の椿先生、理事の姜先生、榎本先生、甲会員の浅田先生、乙会員の高橋先生、愛玩動物看護師の山本さん、そして賛助会員の真心霊園様にご参加いただきました。また、来場者向け景品として、獣医師会会員病院各院、賛助会員のMPアグロ様、ロイヤルカナン様からご提供いただいたことで、来場者にも楽しいプレゼントをお渡しできました。ご参加、ご協力ありがとうございました。

今後も、相模原市民の皆さんと獣医師会との交流をさらに深め、ペットの健康と福祉に貢献する機会を持つことを楽しみにしています。地域の皆様に感謝の意を表し、次回のイベントでも皆さんと楽しいひとときを過ごせることを願っています。